Archive for the 'レビュー' Category


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編集長は、「マンガをどれだけ愛しているか」と言った。これは超人気漫画『BAKUMAN』の中でのできごとである。一流漫画家を目指す主人公サイコーの「僕たちと新妻さんの一番の差はどこですか?」という問いかけにそう答えたのだ。

この一言に触れてちょっと考え込んだ。これって編集側の人間がわりと軽く口ずさんでしまうことではないかと。もちろんその編集長は、さらに巧みな言い方ですり抜けているけれど。

筆者はまだ『BAKUMAN』の第二巻までしか読んでいない。だからその後の展開を知らない。けれども、どうやら新妻は使い捨てにされずに頑張るようだ。そのあたりは、次の「下手のパンダ」に詳しい。

http://ameblo.jp/shimotenopanda/entry-10610179319.html

まあどんな場面でも、僕ら日本人にとって、「愛している」は難しいと思う。


苫米地英人はテレビは見るなと主張。この画像の2/3くらいまででその理由を述べている。

終りの1/3くらいでは、国会議員には試験が必要だと言っている。これについては賛成である。今は全体的に国会議員のレベルがあまりにも低いようだ。本当は総入れ替えが必要なのではないだろうか。彼らもテレビに洗脳されているのかもしれない。


bubble.jpgせっかくの池上彰さんの存在が水割りのように薄まってしまっている、と思っていたら、勇気ある人が登場した。池上バブルを堂々と指摘した遠藤晋さんである。ブックファースト川越店の店長という立場にありながらも、僕たちが日頃感じていた売れ筋ブックバブル飽食感をみごとに題材にしてくれている。

遠藤晋さんは「一個人」というサイトで、「いつ『池上バブル』が弾けるか」について書いた(http://www.ikkojin.net/blog/blog6/post-2.html)。

詳しくはこの記事を見るとして、とくに次の部分を引用する。

<<すべて「バブル」という空気のせいだと思います。このクラスの人にお金だけで動く人はいないと思います。そうでなくてせっかく時代の流れがきて、要請があるのだから、全力で応えようという気持ちなのだと思います。けれどそれが結果、本の出来に影響を与え、つまり質を落とし消費しつくされて、著者本人にまで蝕んでいくことは、悲しくなります。著者もそれが分からなくなってしまうほど、「売れる」というのは怖い世界なのかも知れません>>

見事である。そのとおりだと思う。

そういう指摘を真っ先に認めて反省した人は、内田樹さんである。早速「ウチダバブルの崩壊」を公開した(http://blog.tatsuru.com/2010/08/13_0928.php)。

名指しで指摘された弾け組の茂木さんは、いつものように迫力のない反論をしている。

<<客観的な立場から見ると、ある時期、特定の著者の本がたくさん出て、それが潮が引くように消えていくように見えるのかもしれないけれども、著者、編集者の側からすれば、一冊一冊を誠心誠意作っているだけのことである。>>

同じ組の勝間さんは、やはり経済のアバターのようである。

<<茂木さんも指摘されていますが、市場のブームや人気は当事者がコントロールできるものではないし、コントロールをしてもいけないと思っています。
当事者としては、せっかくいただいたチャンス、それをどうやって最大限に生かすか、考えるのみ、です。今も同じ気持ちです。そして、株価と同じく、さまざまなものは常に、本来価値に収束しようとしますので、淡々と、自分の本来価値を上げることにみなさんと協力しながら務める、それに尽きると思います。>>

ソース:TECH SE7EN


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たぬきちの「リストラなう」日記にアクセスしてみた。イザ!で綿貫さんの顔を見て、これは応援したいと思ったのである。当たり外れもあるが、顔を見ればだいたいのことはわかるのだ。

で、今日は早速2010年8月11日のところを読んでみた。たぬきちさんは、自分のことをああだこうだと言っている「本コレ!」というサイトを読み、それなりに考えた。こうである。
(詳しくは実際にたぬきちの「リストラなう」日記でどうぞ)

<<僕が書いていたことが内部告発かどうか、たとえ僕にその気がなくっても読む人が「これは内部告発だ」と思えばそう読めてしまうのかもしれない。それは仕方がない。人は、自分が読みたいようにしか読まない、人とはそういう限界を持った生物だ、と僕は思う。だから「そんな内部告発をするようなネタなどなく」というくだりには全面的に賛成する。そして「たぬきち」に勘違いやずっこけが多いことも躊躇なく認める。>>

<<ま、大義名分がなくても文章は書いていいし、論旨がわかりにくい批評もあってよいと僕は思う。>>

たぬきちは、意外と強い。いや鍛えられて強くなったのかもしれない。最初はきっと自棄酒くらいやっているはずだ。

で、たぬきちさんはさらに「業界人、ぼやく」の一覧を作って、大事なものにはリンクを付けて、こうぼやく。

<<なぜ興味を持ったかというと、ここで言及されている「準大手出版社」「中堅出版社」「某出版社」というのは、どれも同じ特定の一社のことじゃないかと思ったからだ。>>

準大手→中堅→某の変遷が何ともゆかいだ。たしかに、これはある特定の出版社にちがいない。わかってしまうものなのだなあ。

おっと、肝心のURLが最後になってしまった。

http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/


2010年06月15日

VERY THEって何だ

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シングリッシュはいかしてるぞ。何しろVERY THEなんてのがある。英語をおちょくってるところがすごい。しかもそのシングリッシュを毎日ほんとに使ってるのだからな彼らは。

さあて、このVERY THEを次のオンラインページで調べてみよう。

http://www.talkingcock.com/html/lexec.php?op=LexLink&lexicon=lexicon&keyword=Very%20The&page=1

どうだろう、このThe Coxford Singlish Dictionaryのオンライン版、気に入ってもらえると嬉しいな。

ちょっと柄悪いけど、たとえば、「何だまだガキじゃないか」はVERY THE KIDって訳せないかね。だめかな。


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昔、「諸君なぜ黙っているんだ」と叫んで『コモンセンス』という本を書いた男がいた。そう、誰にでもわかるコモンセンスである。人間としてきちんとやるべきことをやろうじゃないか、今はそれが通用しなくなっている、何とかしようぜ、というわけである。しかしそれが曲者で、この男、トーマス・ペインは大変な人生を歩み、最後はアメリカで、悲惨な最後をとげる。

この後は、あのオーパ!を書いた元サントリーコピーライターにして芥川賞作家でもあった今は亡き開高健の鮮烈なる一発をどうぞ。

<<これが予言者、トーマス・ペインの最期である。世の中は、こういうものなのだ。諸君がもし、現代日本の状況に人びとが口まで溢れかかってはいるが口に出しかねているものがあると感じ、どうしても書いてみようと思うならば、古靴のように捨てられることを覚悟の上でやってみたまえ。常識を守るためには、非常識な行動に出なければならないこともある。常識と非常識のけじめはもうろうとしているが、苛烈で恐ろしいものを背景にしているし、すくなくともその足もとは流血にまみれているんだ、と知るべきであるし、感ずるべきである。>>
(開高健の『知的な痴的な教養講座』より)

こうなってくると、人間やっぱりうんと遊ぶにかぎる、そうでなきゃ嘘だ、なんて考えたくならないか。天下国家を論じるのもいいが、それよりもグラス一杯の美味い酒を飲む。そしてゆっくりと、とろけるように眠る。どうだろうか。