論理思考力養成パズル - 答えを見てもいいのです

論理思考力養成パズル (ブレインパズル・シリーズ)

らんあれい (翻訳). ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009, 単行本(ソフトカバー), 119ページ, ¥ 1,050

人間なのだからせっかくの感情というものは大切にしたいが、これが思考に入り込みすぎると、ループに陥ってしまって結局ふて寝をする。そうなりそうなときは、パズルをやるのも一つの手だと思う。これほど集中できるものはほかにあまりない。

この本は最初どちらかというとカバーのデザインに引かれて買った。腰巻のような日本語のカバーが付いていて、それを外すと「THE LOGICAL THINKING 45」などの英字だけが書かれた真っ赤なカバーの本になる。なかなか面白い趣向だ。これは著者のチャールズ・フィリップスの提案だろうか。

実際に読んでみると(解いてみると)、なかなか心地がいい。文字と図の配分も自然だ。各ページの一番下にHINTがついているのも便利である。

中級コースにこういう問題がある。

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本当の学力をつける本 学校でできること 家庭でできること - 愚直にやってきたものがいちばん

本当の学力をつける本―学校でできること家庭でできること (文春文庫)

陰山 英男. 文藝春秋 2009, 文庫, 293ページ, ¥ 560

子どもを見ていると、今まで愚直にやってきたものがいちばん身についているなあと思う。その一つ一つを親として覚えているわけではないのだが、これは実感だからそう的外れでもないだろう。

この本を読むと、そういった愚直さを取り戻そうとしている著者の気持ちがよく伝わってくる。著者の姿勢は第一章にもよく表れている。ここでは、たとえば、百ます計算がけっして陰山英男のオリジナルではなく岸本裕史さんの書いた『見える学力 見えない学力』で紹介されている指導方法であることも明言してあって気持ちがいい。この点はわりと勘違いしている人が多いのではないだろうか。実はこの私もそうだったのである。

百ますは子どもが四年生のときに夏休みの自主課題の一つとしてやらせた。それが直接効果を発揮しているかどうかは詳しく調べようがないのだが、今でも計算力にはまったく問題がないようだ。

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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない - 頭に混乱をきたした

乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)

橋本 治. 集英社 2005, 新書, 238ページ, ¥ 735

これは僕たち読者がほんとうに理解できる本なのだろうか。失礼な言い方かもしれないが、そう思ってしまった。私は昨夜のうちに読み通すつもりでいたが、1/3程度まで進んだ後、とても乱暴な飛ばし読みをしてしまった。不覚にも頭に混乱をきたしたのである。だから、あまり意見を言う資格はない。素朴な疑問のようなものを述べるだけにしようと思う。

その素朴な疑問のようなものとは、次のとおりである。

「間違いのない完全なものを書くことはもちろん不可能だと思うが、少なくとも著者本人が理解していないことについては本など書くべきではないのではないか」

これは上でも書いたように、意見ではない。何しろ精読していないし読者としての自分の力不足を棚に上げてしまっているのだから、その資格がないのである。

実はほかにも謎の部分がいっぱいあったのだが、特に172ページに書かれている次の部分を検討してみていただきたい。

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1時の愉しみ

The Wrestler

Darren Aronofsky. Rizzoli 2009, ハードカバー, 192ページ, ¥ 3,120

夜中の1時を過ぎて、アルコール度8%のレモン・ハイと濃厚タコス味トルチップを横に置いてyoutubeでビートルズを歌うのが愉しい。歌いつかれたら、1001冊の本を読むぞ!と誓っているコロラド大学の女子学生がKazuo Ishiguroについて語るのを聴く。当然、Kazuo Ishiguroのインタビューに飛ぶ。 「”Never Let Me Go”のテーマは、人生には限りがある。限られた時間内で何をするのか」 ということらしい。俺だめじゃんとくじけながらも立ち直り”Remains of the Day”の予告編を観てエマ・トンプソンのインタビューを聞く。コメント欄には「このインタビューはいいね。会社のマリオネットになってないもの」とある。ああ、日本でのインタビューはたしかに表面的で会社のマリオネット。「外国の俳優はみんな日本ではマリオネット。本音を引き出すインタビュアーはいないのか!」と憤りながらチューハイをゴクリ。オスカーつながりで作品賞候補になった”The Wrestler”。三沢にもちょっと重なるミッキーロークが極めて不細工になって魅力的。「どう?The Wrestler 観た?」と友達にメールを出す。

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銭ゲバ 下 - 欲しいものはみんな手にはいった

銭ゲバ 下 (2) (幻冬舎文庫 し 20-5)

ジョージ秋山. 幻冬舎 2007, 文庫, 395ページ, ¥ 680

この下巻は、不特定多数の政治家とか土建業者のイメージとだぶらせながら読んだ。政治家のほうは特定の顔が浮かんでくるのではなく、いかにも日本の政治家といった雰囲気のぼんやりとしたいろいろな顔が明滅する。

料亭でのやりとりなどは、ジョージ秋山がまるでその場に忍び込んで描写しているかのようだ。巨額のカネのからむ話では実際にもさして変らぬ状景が政治家とさまざまな業者によって繰り広げられるのだろう。

銭ゲバがいよいよ政界に進出していくと、不思議と彼の迫力がどんどんしぼんでいくように感じられる。なぜだろう。やはり得体の知れない巨悪というものが背景になっているからだろうか。

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おかしなおかしな検定試験の解答 - ネコだって感心

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いつもジョーク写真を送ってくれる友人が、今日も思わず気分が軽くなるものを提供してくれた。とある日本語検定試験を受けた外国人の一部が、僕たち日本人では想像もつかないあっぱれな解答をしたという噂があるらしいのである。その一部を紹介しておく。

問1 :「あたかも」を使って短文を作りなさい。
答:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない。

問2:「どんより」を使って短文を作りなさい。
答:「僕は、うどんよりそばが好きだ」

問3:「もし~ならを使って短文を作りなさい。
答:「もしもし、奈良県の人ですか?」

問4:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい。
答:「まさかりかついだ金たろう」

問5:「うってかわって」を使って短文を作りなさい。
答:「彼は麻薬をうってかわってしまった」

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  • いけ: 投資家が世界経済を動かし、世界経済が欲望を動かしている。したがって投資家が欲望を動かしている、と言いたいのかな。読んでい...
  • いけ: 小学生のころ、マガジンとサンデーとキングとジャンプを毎週買って読んでました。「銭ゲバ」や「アシュラ」といったジョージ秋山...
  • タキ: えっっ!本当にそういうことが起こるんですか。流氷に乗ったというのもすごいなあ。...
  • いけ: 流氷に乗って遊んでいたとき、凍ってうごけなくなったカモを拾って家に持って帰りました。家の外に置いておいたんですけど、解け...
  • タキ: さすがカズオイシグロです。そうこなくっちゃ。おれは英語屋じゃないぞってことを示唆しているし、しかもその言葉配りが英国流。...
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